「影の影響をうける距離」について、大雑把な計算方法をのべます。
10mの建物があったら、2.3倍の23mの距離を置いてパネルを設置するらしいです。
※注意:架台の高さ(パネルの低い方)が全部2mなら10-2=8m、8m×2.3m=18.4mです。

2.3倍はある架台業者から聞いた値です。
私は鵜呑みにするのが嫌なので自己流計算したところ2.9倍~3.2倍とでました。
これは地域(緯度)やどこまで影を許せるかによって違ってくるところだと思います。

これはパネルとパネルの間をどれくらいあけるかでも同じです。
1mのパネルを傾斜30度で設置したとすると、高いほうの高さは0.5mです。
よってこのパネルより北におくパネルは、0.5×2.3=1.15m距離をあけます。

2.3倍等の根拠ですが三角関数を使って求めます。
「冬至の角度」がよくいわれるのは、太陽が最も低く影が長い日だからです。
さらに、冬至の角度は1つではありません。朝の6時と9時では違います。
太陽光発電に最悪な冬至の日であっても最低9時~3時までは影があたらないように考えたいものです。
これを調べてみると9時や3時の角度というのが地域によって異なりますがだいたい17~19度でした。
高さが1mなら影の長さは
1m÷Tan(19度)≒2.9m
1m÷Tan(17度)≒3.2m
2.3というのは、
1m÷Tan(23度)≒2.3 くらいかな?

影の影響を精密に計算したシュミレーションは専門の業者に依頼しないとでないでしょう。
私の説明は、どれくらい距離をあければよいか?という疑問に対する回答にはなると思います。
参考になればうれしいです。


【追記】

上記の距離は冬至の最悪な時にも影がかからない距離なので気にしすぎるのはよくありません。

実際はその半分程度でも許容範囲かもしれません。

むしろこれを気にして設置容量を減らすと10年、20年の収支で非常にもったいないことをすることになります。
パネルの値段はどんどん安くなってきているので、影の影響で一部発電が落ちるのは承知の上で、その分パネルをたくさん設置するという大人買いもありだと思います。


■補足
南の障害物だけ気にしてたらダメです。
西日の量は意外に侮れませんの南西側も注意しましょう。